INPACT 平本あきおの名言

平本あきおの名言

平本あきお

「得意なことをする」

私の両親は二人とも孤児でした。
父は韓国で生まれ、片親で生活ができず16歳で来日し、炭鉱労働者に。
幼い頃に両親を亡くした母は、親戚に引き取られました。

貧乏でしたので、私も中1から新聞配達を始めました。
家には子供を殴るための木刀があり、親が黒といえば白いものも黒になる、という教育でした。
在日朝鮮学校の強制する教育も、とても嫌でした。
家にも学校にも世間にも自分にYESと言ってくれる人が1人もいない。
幸せに思えるお金持ちや地位のある人でも文句を言っていて、周りを見回しても幸せそうな人がいない。
こうした経験から、世の中をどう捉えるかで幸・不幸が決まるのだと15歳の時に思ったのです。


生きるとは何か、人の心理とは何かを知りたくて、日本の大学に行くと言ったら親からも同胞からもバカにされました。
模試を受けたら偏差値37。三浪してやっと大学に入りましたが、周りの学生たちは余りにも意識が低く、教授もつまらない授業をしている。
私は真剣に生きる意味を求めて来たのに!という想いで、外部セミナーにも参加し、ようやく、両親は親の愛を知らないながらも私を精一杯育ててくれたのだと、頭では理解するようになりました。
そんな時、阪神淡路大震災が発生。
実家に駆けつけて両親が家の下敷きになっている姿を目の当たりにし、涙が流れ、感謝の気持ちが溢れ出てきました。


震災後に渡米し、世界中のあらゆるセミナーや心理学を見に行きましたが、自分が納得出来るものは1つもありませんでした。
アメリカから戻ってきた時は所持金10万円しかなく、友達の家に寝袋で居候。
お金は無くても、「日本を元気にする!」という思いで、苦手な事務仕事はアルバイトを雇っていました。


その後、北京オリンピックで2年半サポートした選手が金メダルをとったものの、日本は元気にならない。
そこで「10年で1万人のコーチを育成しよう!」とプロコーチ養成スクールを立ち上げました。


当社の社員は、全員好きなこと得意なことしかしません。
皆が得意なことをしているので、自然とうまく行くのです。

私が経験してきた事に比べたら、今はやっとスタート地点に立ったところ。
今年の秋にはシリコンバレーにノーアポで行き、片っ端から起業家、クリエーター、イノベータにコーチングしてきます。

私は物質的に豊かな生活には興味はありません。
死ぬ寸前まで横の関係で人と関わり続けていきます。

主な著書

『なぜ、あなたのやる気は続かないのか』
フセンで考えるとうまくいく:頭と心が忙しい人のための自分整理術22
すぐやる!すぐやめる!技術 「先延ばし」と「プチ挫折」を100%撃退するメンタルトレーニング

Akio Hiramoto

平本あきお

「米国アドラー大学院修士号」を取得し、北京オリンピック金メダリスト、メジャーリーガーなどトップアスリートや有名俳優、上場企業経営者など過去3万人をコーチングしてきた。
数日間の講習だけで認定を許可するコーチング会社もある中、180日間かけてじっくり学ぶプロ養成スクールを開講し、その内容を高く評価され、数多くのプロコーチを輩出している。
株式会社チームフロー
代表取締役
平本あきお

平本あきおの名言

相手が何を求めているか、相手が重要視していることを考えて対応することが求められる。つまり、必要なのは相手をプロファイリングすること。

自分の主張を通すには、相手の価値観を考慮し、場の空気を乱さないこと。これはどんなコミュニケーションにも使える原則。

人が何かに「とらわれる」のは、ある意味でしかたのないこととも言えます。しかしまず、自分が一体何にとらわれているのか。それを考えるだけでも、人生を変えるきっかけになります。

世間や上司、あるいは親などを思い浮かべてください。彼らはあなたの人生に責任をとりません。自分に責任を持てるのは、自分自身以外にはいない。

習慣化するには「なんのためにやるのか」という目的を明確にすることも必要。誰かに勧められても、それが自分にとって本当にやりたいことでなければ、長続きしない。

多くの人は頭の中で「あれもこれもやらなきゃ!」と思っているだけ。紙に書いて可視化してみると、案外少ないもの。

自分が本当に望んでいる思いを明確化せずに行動目標を立てても、長続きしない。

情報過多になっている現代のビジネスマンに必要なのは、やることを減らし、本当に必要なことを選ぶこと。

TODOリストを定期的に見直しましょう。必要ないことを捨てるのです。付箋を捨ててしまえば、品仕事が溜まっていくことはなくなります。

夢を叶えるには3つの形がある。ひとつは、描いた夢の規模そのままに、もうひとつは規模を変えて、そして最後は価値観を満たす叶え方。

周りの目を一番気にしている人が、一番嫌われる。

何事も諦めないことが美徳、諦めることは悪いこと、長くそう信じられてきました。しかし、人生がうまくいっていない人の話を聞くと、実は「諦められない」ことが、成功の妨げになっているケースが多い。

グズな部下を改心させるには、叱責したり、ご褒美をあげたりするのではなく、彼にやらせたいことを、彼にとっての「快」と結びつけてやればいいのです。もし彼が音楽大好き人間ならば、企画書を書いている時間に限って、職場で好きな音楽を聴くことを許してあげればいいのです。

やり始める日にちを決めていったん忘れることで、あれもこれもやらねばというモヤモヤした気分が晴れますし、本人は忘れているつもりでも、その日に向けて脳は働いているものです。

まず自分がグズグズしがちな行動を書き出し、書き出したうえで、行動に伴う目先の「苦」と将来の「快」を比較し、快に目を向けるようにします。これで嫌々ながらも手を付けようとはするでしょう。次に苦手意識の強い作業と快を結びつけます。好きな喫茶店に行ったり、好きなコーヒーを入れるなど自分に快を与える環境をつくって作業に取りかかるのです。そのうちに、その作業自体が心地いいものになってきます。

心に余裕がなく、視野が狭い状態を「アンリソースフル」と呼びます。この状態だと、「どうしよう、自分にできるだろうか」と焦ったり、不安になってしまい、目の前のことを楽しめない。結果、長く続かず、習慣化できずに終わる。

目的を明確化するには、「未来/過去」「プラス/マイナス」の軸で、自分の価値観を洗い出してみること。また、やる気の原動力として、成功体験や失敗体験をありありと思い出すことも効果がある。未来や過去をベースに価値観を引き出したり、成功・失敗体験から、自分の軸となるものがわかる。

「嫌い・苦手」なことでも挫折せず、習慣化するにはどうすればいいか。そのためには、いかに嫌なことを「快」に結びつけるかがポイントです。コツはいきなり完璧を目指さず、徐々に習慣化すること。

もともと好きなものなら簡単に習慣化できる。習慣化したいことが、「好き・得意=快の感情」と結びついているのか、「嫌い・苦手=苦痛の感情」と結びついているのか。ここが、習慣化できるかどうかの分かれ目。

物事を習慣化できるか、できないかは、その人の心の状態が大きなカギを握る。心に余裕があり、視野が広い状態を「リソースフル」と呼びます。この状態なら、「大丈夫、自分はやれる」という前向きな気持ちになるので、目の前のことを楽しく続けられる。つまり、習慣化しやすくなる。

仕事が多すぎるときは、「そもそも、それは本当に自分がやるべき仕事か?」を考えてみる必要があります。高いモチベーションを保ちながら仕事をするには、「やめる仕事」を決めなければなりません。

今月の売上目標を達成したいのであれば、「1日に20件アポ取りの電話をかける」「1日に客先を10件訪問する」といった指標をつくります。そうすれば、成果はなかなか見えなくても、具体的な行動の達成度は見えるようになります。こうして毎日の達成度を確認できれば、モチベーションを継続しやすくなります。

モチベーションが上がらない理由のひとつに、成果がなかなか見えないことが挙げられます。「英会話を勉強しているが、上達しているのかよくわからない」といった例が典型的です。この場合は、「英語が話せる」という成果を測る物差しよりも、「1日に1フレーズ覚える」といったような具体的な行動に対する指標をつくるといいでしょう。1週間で7フレーズ、2週間で14フレーズと数が増えていくことで、やる気も持続します。

仕事は「重要度」と「緊急度」で分類しなさいとよくいわれます。そこでのポイントは「重要ではないが緊急の仕事」の扱いです。これは多くの場合、部下や後輩に任せられる仕事だからです。簡単な資料整理やコピー取りなどが該当します。これを優先的に他人に任せることで、自分が本来時間をかけて取り組むべき「重要だが緊急ではない仕事」に注力できます。

たとえば「ファイナンシャルプランナーの資格を取ろう」と決心して教材のDVDを買ったものの、「集中しなければ」と考えれば考えるほど、勉強が嫌になってしまう。これは「DVDを観ること」が「苦痛」に結びついてしまっている状態です。DVDを観ることと苦痛とが結びつかないようにする条件は、「ちゃんとやらない・最後までやらない・効果が出るまでやらない・時間を取らない」の4つです。画面に流しっぱなしにして、食事をしたり風呂に入ったりしてかまいません。ただし、家にいるあいだは、ずっとDVDを流すこと。なるべくいい加減に、でもたくさんやることが重要なのです。これが一週間も続くと、DVDがBGMのように馴染んできて、耳に入ってきた内容に「あ、これ覚えている」と身体が反応し始めます。そして、「ここをもっとよく知りたい」と、自分から画面の前に座ってしまう瞬間がやってきます。この段階になれば、DVDを観ることが日常の一部になっています。

目標や夢は人それぞれでしょうが、「成功する人」になるのは、実は難しいことではありません。成功するための情報は世の中にあふれており、「誰でも成功する環境」は用意されているのです。

ノートやパソコンを前にすると、どうしても人間は頭の中で整理してから書こうと構えてしまいがちです。でも、人間の脳は必ずしも系統的・論理的に働くわけではありません。頭の中に浮かぶ発想を自由にふくらませつつ、同時に頭の中を整理できることが、付箋を使う最大のメリットです。

私は「登山のビジネス」と呼んでいますが、従来のビジネスでは、正しいルートを見つけ、確実に登っていくことが求められました。しかし、変化が激しいこの時代、「正解」がどこにあるのかは誰もわかりません。今、必要なのは「登山」ではなく「サーフィンのビジネス」。めまぐるしく変化する状況に柔軟に対応しながら、その場その場でベスト・パフォーマンスを発揮していくことが求められているのです。

気持ち良くできる環境を作ることでが大切です。たとえば、好きな音楽を聴きながら仕事をする。「このカフェに来ると、やりたくない仕事でもスイッチが入るんだよな」といったお気に入りの場所を見つける、といったことです。お礼状を書くのが苦痛なら、休日に大好きなコーヒーの専門店を巡りながら一店で一通ずつ書いていく。こうした工夫をすると、それまでは億劫だった行動自体が楽しくなり、その仕事へのやる気が出てきます。

ポイントは、終了時間も決めておくことです。やる気が出ないことでも、15分間や30分間と決めておけば手を着けやすいからです。しかも、実際に始めてみると案外面白くなって、時間が来てもキリの良いところまでやってしまったりするものです。

心理的抵抗を乗り越える手段として、完璧主義を捨てることも有効です。最初から完璧な報告書を書こうとするから、やる気が出なくなってしまう。そうではなく、まずはどんなに雑でもいいから「第一版」を書いてしまう。これなら気がラクでしょう。当然、そのままでは上司に見せられないので、「これを見せたらどこをダメ出しされるかな」という視点で改訂していけばいいわけです。

やるべきことだとわかっているのに、やる気がなかなか出ないのは、心理的抵抗があるからです。心理的抵抗は、「やること」と苦痛が結びついており、一方、「やらないこと」が快と結びついていることから生じます。それぞれ、具体的にどういう苦痛や快なのかを明らかにします。

やることの明確化のためには、タスクを「チャンクダウン」することも大事。たとえば「起業」というタスクがあっても、何をすればいいのかがわかりませんから、どんどん先送りしてしまうでしょう。「起業に必要なスキルを学ぶために、スクールの説明会の日程をネットで調べる」というアクションなら具体的ですから、スケジュールに入れることができます。やるべきことの抽象度を落とすのです。

仕事のやる気が出ず、溜め込んでしまいがちな人は、「そもそも、この仕事は本当に必要なのか?」を考えてみること。限られた時間の中でやらなければいけないと思っていることが多すぎ、しかも優先順位を決めきれないと、何をするべきかが明確にならない。だからやる気が出ず、仕事が溜まっていくのです。

人は誰でも「好きで得意なもの」はパフォーマンスが上がり、「嫌いで苦手なもの」はパフォーマンスが落ちます。ですから「嫌い・苦手」に貼ったものは、それが得意な人に任せるか、いっそのこと「やらない」と決めましょう。その代わり、自分は「好き・得意」なことで高い成果を出せばいいのです。

周りが気にならないようにするには、本当は自分がどうしたいかという軸があればいい。まずは1日1個「誰がなんと言おうが、今日はこれをしたい」ということを決めて実行してみるといいでしょう。

それが本当にあなたにとって大切なものなのか、一度しっかり向き合ってみること。価値観が多様化する現代は、なかなか自分自身が見えにくいもの。いわば、余計な重荷を背負ってしまっている状態。その重荷を見極めようとすることが大切。

-END-


著書

なぜ、あなたのやる気は続かないのか
(内容)
早起き、英会話、勉強、トレーニング、禁酒…etc.まじめな人ほど三日坊主になる本当の理由。

まじめな人ほど三日坊主になる本当の理由は、これだった!

早起き、英会話、勉強、トレーニング、禁酒など…

あたらしい目標に向かってチャレンジするとき、途中で心が折れてしまう人がいる。

一方で、次々と願いをかなえている人もいる。その違いは何なのか?

メンタルコーチとして、経営者やハイパフォーマーなど第一線で活躍する人たち

約3万5000人を指導してきた著者が、成功者に共通する「気分第一主義」の法則を明かす。

そこには、習慣化に挫折してきた多くの人が見逃しがちな重要ポイントが隠されていた。

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フセンで考えるとうまくいく:頭と心が忙しい人のための自分整理術22
(内容)
◆世界一を生み出すコーチングカンパニーの「問題解決スキル」◆

やらなきゃいけないこと、
やりたいことが多すぎて、
頭と心がゴチャゴチャになっていませんか?
やる気があって好奇心が強い人ほど、そんな状態になりがちです。

ここで役立つのがフセンです。
フセンがあれば、自分の状態をスッキリ整理できます。
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使うのは、フセン、ペン、紙 だけ。
頭と心の中をとにかく書き出すだけでOK。

経営判断、事業計画、人間関係から、スケジュール管理、
企画アイデア、営業トーク、婚活、バカンス、今日の買い物、
さらには、夢の達成まで――。

自分が今どう感じているか、これから先何をしたいのか……。
フセンに書けば書くほど、明らかになっていきます。
今まで気づかなかったあなたの「好き」や「得意」が驚くほど見えてきます。

本書では著者がコーチングセッションや仕事で実際に使っているフセン術の中から、
特に効果的な22項目を厳選して紹介します。
仕事やプライベートで、ぜひやってみてください。

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勝手にモチベーション
(内容)
やる気を出すには、また、モチベーションを上げるには、今、頑張っていることをやめればいいんです。「勝手にモチベーション」は、今か今かと出番を待っています。本書は、「人生のレシピ」を作っていくための本です。今の努力をあきらめてみませんか。

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人生にも、仕事にも、恋愛にも努力は要らない。
「人は誰でもやる気のスイッチを持っている」

「やる気」やモチベーション」は誰の中にも元々あって、
どんなに頑張っても取り除くことはできない。
じゃあ、どうして「やる気が出ない」と思い込んでしまうのか?
それは、なんとしてでも、あの手この手で、
やる気がでないよう、全力を尽くしているから!

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すぐやる!すぐやめる!技術
「先延ばし」と「プチ挫折」を100%撃退するメンタルトレーニング
(内容)
喫煙や飲酒、ネットサーフィンなど、
「わかっちゃいるけどやめられない・・・」

ダイエットや資格の勉強など、
「やりたいんだけど始められないし、なかなか続かない・・・」

「なんとかしたい!」と思ったことはありませんか?

いままでできなかったとしても、あきらめる必要はありません。
あなたの性格や意志の弱さ・・・も関係ありません。

北京オリンピック“金メダリスト石井慧選手”のメンタルコーチが、
どんな「先延ばし」であっても、
どんなに「プチ挫折」したことがある人でも、
完璧に克服できるメンタルテクニックをお伝えします!


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しかも、順を追っていくだけで超簡単。

明日からあなたは「先延ばし・プチ挫折」とオサラバして、
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