[PR] この広告は3ヶ月以上更新がないため表示されています。
ホームページを更新後24時間以内に表示されなくなります。
「どうも、あの部下とは馬が合わないな」
「あいつと一緒に仕事をすると、どうもぎくしゃくしてしまう」
上司ならば、そんな部下をかかえることも良くあります。
上司だって人間です。人間として好きなタイプもいれば、嫌いなタイプだっているのは当然です。どんな相手とも、同じように親密な関係を築ける人の方がむしろめずらしいといえるでしょう。
しかし、嫌いだから、相性が悪いからといって、その部下とコミュニケーションをとらなかったり、遠ざけたりするのは良くありません。どんなに馬の合わない人でも、仕事をする上で大切な部下である事にかわりはないのです。
そこで私は、嫌いな部下、苦手なタイプほど、話しかけるように努めています。仕事の話は勿論、仕事以外の話でも、どんどん話しかけるのです。苦手なタイプなので、話がはずむとは限りません。それでも、上司として、「私はあなたのことを大事だと思っています」「あなたのことをいつも気にかけているのです」というメッセージは送り続けるのです。
上司の多くは、「どんな部下でも平等に接しています」といいますが、同じように接するという程度の意識では、まだまだ不十分です。他の部下と同じようにと思っていても、苦手なタイプにはついつい話しかける回数が少なくなるものです。
結果として、他の部下と同じように接するには、特に意識して話しかけるくらいでちょうどいいのです。部下にしても、上司が自分のことを好いているのか、苦手だと思っているのかということくらい気付いています。
もちろん、仕事を与える場合には、部下の好き嫌いは全く判断基準に入りません。あくまでも、この仕事に対して、どの部下に任せるのが、もっとも適任なのかという部分にフォーカスして、冷静に見極めることが大切です。
好き嫌いや自分との相性の良し悪しで判断しない様に、特に心がけが必要でしょう。