「従来のやり方に限界が見えてきたので、やり方を変えるべきだろうか」
「部下から、新しいビジネススタイルを提案されたが、採用すべきだろうか」
「ビジネスセミナーで学んだ方法があるが、自分の職場で試してみるべきだろうか」
日々、仕事をしていれば、新しい取り組みをするべきかどうかで、思案することもたくさんあるでしょう。そんなとき私は、「今あるものを捨てる勇希を持とう」と自分に言い聞かせるようにしています。
現状はうまくいっているからといって、その方法にしがみついて、新たな取り組みや改善をまったく行わなかったら、いずれ問題が発生し、崩壊していってしまいます。それそれの部署、部門には、習慣的に続けられているやり方やスタイルというものがあります。新たにその部門のリーダとして赴任してきたあなたが、まったく新しい方法を押し付けることがベターだとは決して思いません。
しかし、「前任者はこうやっていたから」「今まで、これで問題なかったから」という理由だけで、古い方法や体質を引きずっているなら、ぜひとも一石を投じるべきです。
「もっといい方法はないだろうか?
「一年後、二年後を見据えて、現状のままで問題ないだろうか?」
など、よりよい方策を考える文化を持ち込むことは非常に価値があります。日本では、「1+1=?」という正解を求める教育ですが、アメリカでは、「□+□=5」というように、他の方法はないか、よりよい策はないかと考える教育が施されています。
仕事の現場で必要なのは、むしろアメリカ教育のような考え方です。新しいことを取り入れようとするとき、「本当にうまくいくだろうか」「失敗したらどうしよう」という不安がよぎることも数多いことでしょう。
しかし、物事には賞味期限があるので、現状維持というのは少しずつ後退しているのだということは忘れないで欲しいのです。それならば、失敗を恐れず、ぜひ新しいことに挑戦してみて下さい。