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上司になりたての人というのは、まだ何の信頼も得られていない場所が多いことでしょう。部下にしてみれば、新米上司に対して「あの上司は、どんな人なんだろう」 「信頼できる人なのかな」と見定めてようとしている段階です。
そんなときには、自分に対する信頼を少しでも早く勝ち取るために、自分ができることをとにかくやってみるという姿勢が大切です。そこでまず、朝一番に事務所へ行き、最後に帰るということを徹底してみましょう。
「そんな、くだらないこと・・・」と思う人もいるかもしれませんが、実際に誰よりも早く出社して、最後に帰るということを継続してみてください。やってみると、じつに大変なことです。そんな上司の姿を見た部下たちは「あの人、いつも一番に来て、私たちを迎えてくれるね」とか「私たちが帰るときまで、必ず会社にいるね」などというようになってきます。しかし、自分が部下だったときのことを思い出してください。仕事に追われ、終電近くまで残業するように日が続いたとき、必ず上司が残ってくれて、「毎日、遅くまで大変だね」と声をかけてくれたら、どんな気持ちになるでしょうか。さらに「だいぶ遅くなったから腹減ったろ。よこったら飯でも食って帰らないか?」と声かけ、ご飯を食べながら普段会社でしないような話をしたらどうでしょう。
その上司に対する信頼度や新密度アップするのではないでしょうか。また、朝一番に事務所へ行き、最後に帰ると言う事にはもう一つメリットがあります。朝と夜、部下がいない時間帯に自分の仕事をするようにすれば、部下がいるときには、部下と向き合う時間を多くとることができます。
部下と会話をすることもできるでしょうし、部下がどのように仕事をしているのかを見ることも可能となります。上司が自分の仕事に没頭するのではなく、余裕を持って、部下のことを観察することができれば、部下の表情や仕事ぶりなどから、困っているポイントを見つけ出したり、仕事配分が正しいのかどうかなどを確認することもできます。
いつも遅くまで残っている部下がいたら、上司として、どうしたら効率よく仕事をさせられるかも考えてみるといいでしょう。