INPACT 上司のルール No.13

アクシデントを想定しておけ

「課長、この件について意見を聞かせて欲しいんですが」

「主任、○△商事の件で、見積の金額を間違えてしまって、先方が怒っているんですが、どうしましょう」

上司になると、いろんな部下からさまざまな案件を持ち込まれます。

これは部下時代とは、大きな違いのひとつではないでしょうか。部下時代には、自分自身の都合だけで優先順位を考え、時間管理をしていれば、うまく仕事が回ったかもしれません。

しかし、上司は違います。

自分のコントロール下ではないところで、時間を割かなければならないケースがとても多くなるのです。部下から予期せぬアクシデントを持ち込まれることもあるでしょうし、思わぬところから相談事を受けたり、やっかい事を対処しなればならないこともあるでしょう。

上司というのは、そういった要素も見越した上で、優先順位を考え、時間管理をしておかなければならないのです。 分刻みのスケジュールをびっしり組んで、巧みな時間管理を自慢する人がいますが、それでは上司としてアクシデントに対応できません。

それだけ、余裕のある時間管理をしなければならないのです。また、時間に余裕を作る為にも、今まで以上に仕事効率を上げることも考慮しなければなりません。

自分ひとりなら、たくさん仕事ができるけれども、多くの部下を持つ立場になったら、仕事の質や量がダウンするというのではできる上司とは言えません。上司ならば、時間に余裕を持ち、部下の動きを頭に入れながら、優先順位、時間管理を考えるべきです。

そこまでして当然なのです。

では、部下に指示を与えることと、自分の仕事に取り掛かることどちらを優先しますか?部下に指示を与えなければ部下が無駄な時間を過ごしてしまうかもしれません。そうなると、それだけ優先順位が上がりますね。上司とはそういったところまで考えながら、優先順位を決めなければならないのです。

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