INPACT 部下を叱る方法No.7

叱るときには、2人になるのがベスト。

新人時代のある日、上司が私にこっそり言いました。

「水口君、ちょっといいかな」

私は誰もいない場所に呼び出されて、仕事のある部分について指摘を受けました。

わざわざ2人になれるような環境で叱ってくれたことは、上司の優しさでした。

本当は上司にとってその場で叱るほうが、移動する手間がない分、楽です。

なぜわざわざ2人きりになるのか。

上司は私のことを、考えてくれていました。

叱るときには、1体1が基本です。

誰でも叱られることは、恥ずかしいことだと感じます。

できれば見られたくない。

大勢の前で叱られる側にしてみると、素直に言うことを聞くより、恥さらしにされている印象が強くなります。

叱られた後の落ち込みが、より強くなり、元気を回復するまでに時間もかかります。

場合によっては出社しにくくなったり、仕事がしにくくなったりもすることでしょう。

褒めるときには大勢の前ではいいですが、叱るときには最少人数である一対一が理想です。

職場の人間関係をベストに保ちながら、うまく叱るためには、1体1になることが大切なのです。

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