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INPACT アマチュアとプロの違い No.12

アマチュアは、応用に飛びつく。プロは、基本に忠実。



あらゆる物事には「基本」と「応用」があります。

アマチュアは「基本」と「応用」とが別々のものだと思っています。

しかし、プロは「基本」も「応用」も同じものだと思っています。事実からいえば「応用とは、基本の延長」にすぎません。

どんなに複雑な応用も、小さな単位は「基本の組み合わせ」によって成り立っています。

たとえば、料理です。

どう作ったのか想像もつかないような豪華な料理も、細かく分解すれば、基本の組み合わせです。

調味料と食材の組み合わせによって、成り立っています。ゆで加減、重ね方、見せ方などに工夫を凝らし、豪華な料理ができています。どんな料理でもそうです。どんな勉強でもそうです。どんなスポーツでもそうです。

応用とは、基本の組み合わせです。ゆえに、プロは基本を徹底します。

基本がしっかりできていれば、おのずから応用もできるようになることを知っているからです。

どんなに難しい数学問題も、足し算・引き算・掛け算・割り算の組み合わせです。

数学ができる人ほど、この計算を正確に素早くできます。だから応用へとステップアップできます。ヒットを量産するメジャーリーガーも、基本は素振りです。素振りの速さ・角度・タイミングによって、ヒットやホームランが決まります。

素振りという基本があるからこそ、ヒットやホームランも自由自在です。基本を徹底するからこそ、応用につなげていくことができます。

基本ができない人は、応用もできるはずがありません。足し算ができない人が、公式を使った問題が解けるはずがありません。

素振りが貧弱なのに、ヒットを量産したり、ホームランが打てたりするはずがありません。

本来、プロフェッショナルほど、基本で単純なことばかりをしています。料理が上手な人ほど、限られた食材で作る基本料理が上手です。数学ができる人ほど、足し算・引き算・掛け算・割り算が、正確で素早いです。ヒットを量産するバッターほど、素振りばかりをしています。「なぜそんな基本ばかりやっているの」と言われる人が、素晴らしい結果を出します。

そういう世の中です。

世の中の応用は、基本の組み合わせでしかないからです。

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